“じようはつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
蒸發100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潜𤍠せんねつといふのは物體ぶつたい融解ゆうかいしたり、また蒸發じようはつするときにようする𤍠量ねつりようです。そんなわけで森林しんりん附近ふきん空氣くうきはいつもえてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
つち保有ほいうすべき水分すゐぶんがそれほど蒸發じようはつつくしてもわたあひだ西風にしかぜけつしてそらに一てきあめさへもよほさせぬ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
くはしくいふと森林しんりんなか比較的ひかくてき濕氣しつきおほく、温度おんどひくく、しげつてゐますから、水分すいぶん蒸發じようはつすることもすくない。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
よくしげつてゐる森林しんりんでは、つたあめ四分しぶんいちえだうへにたまつてのちにだん/\と蒸發じようはつします。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)