“しやう/″\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
猩々40.0%
清浄30.0%
狸々10.0%
猩猩10.0%
生々10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしはこんな事を問ひにつてゐました。若し人間と猩々しやう/″\と交合させたら、其間に子が出来て、それが生存せいぞんするだらうかと。まあ、兄いさん、黙つて聞いてゐて下さい。
(新字旧仮名) / グスターフ・ウィード(著)
深淵ふかぶちみし清浄しやう/″\
信姫 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
オホヽヽヽ養母おつかさん、逆上のぼせあがつてだけは取消にして、下ださい、外聞が悪いから——それや、狸々しやう/″\花吉と異名あだな取る程、酒をみますよ、俳優買やくしやかひでは毎々新聞屋の御厄介にもなりますよ、養母おつかさん
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
猩猩しやう/″\党は何処どこかで飲み倒れて仕舞しまつたのであらう。𤍠田丸の濡れた舷梯げんていのぼつて空虚な室に一人寝巻に着更へた時はぐつたりとつかれて居た。枕頭ちんとうに武田工学士からの招待せうだい状が届いて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
はからずも貴方あなたの御助けに預かりし事まことに有難く存じ奉つる此御恩このごおん生々しやう/″\世々せゝ忘却ばうきやく仕まつらず候と夫婦諸共もろともに涙を流して申しけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)