“きよらか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
清浄40.0%
20.0%
清潔20.0%
神聖20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが余りにも浮藻の精神こころが、その容貌や姿と同じに、清浄きよらかであり無邪気だったので、あべこべに感化されてしまった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ホンノリ血の色がいて處女しよぢよ生氣せいき微動びどうしてゐるかと思はれる、また其の微動している生氣を柔にひツくるめて生々うい/\しくきよらかな肌の色==花で謂つたら、丁度ちやうど淡紅色の櫻草さくらさうの花に髣髴さもにてゐる
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
無邪気に清潔きよらかに育てられて来た。どうして直接うちつけに思う事を思う男へ打ち明けられよう。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
以前むかしのお姫様ときたひには、男やら女やら、人間やら魔物やら、悪魔やら神様やらわけわからずにおりながら、大きな強い神聖きよらかな、不思議なお力で、わたしたちを心服させておられました。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)