“きんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
禁制31.0%
均斉20.7%
近世17.2%
金星10.3%
均齊6.9%
均整3.4%
琴声3.4%
謹製3.4%
金製3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつのころか、ここはカトリックの修道院しゅうどういんになって、道徳堅固けんごな外国の僧侶そうりょたちが、女人禁制きんせいの、清い、きびしい生活を送り、朝夕、聖母せいぼマリヤに対する礼拝れいはいを怠らない。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
空気のいささかな動揺にも、対比、均斉きんせい、調和、平衡等の美的方則を破らないよう、注意が隅々すみずみまで行き渡っていた。
猫町:散文詩風な小説 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
近世きんせいになってから、人間にんげん堕落だらくした。だんだんほんとうのというものがわからなくなった。そこへいくと、まだ自然界しぜんかいは、原始時代げんしじだいからのままだ。
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
むすめは、これは、金星きんせいは、はやそらて、おそうみはいるのだから、はやいけなかめというのだろうとおもいましたから、さっそくわせて、かみさまにいのりながら、ざんぶりとばかり
めくら星 (新字新仮名) / 小川未明(著)
秋本は貴族的な立派な風貌ふうぼうの持主で、葉子の郷里の人が大抵そうであるように、骨格に均齊きんせいがあり手足が若いすぎのようにすらりとしていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
石鏃 石鏃せきぞく通例つうれい長さ六七分にして其形状一定せざれど、何れも一端するどとがり、左右常に均整きんせいなり。此種の石器夥多あまたの中には石質美麗せきしつびれい製作緻密せいさくちみつ、實用に供するは惜ししと思はるる物無きに非ず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
松吟庵しょうぎんあんかんにして俳士はいしひげひねるところ、五大堂はびて禅僧ぜんそうしりをすゆるによし。いわんやまたこの時金風淅々せきせきとして天に亮々りょうりょうたる琴声きんせいを聞き、細雨霏々ひひとしてたもと滴々てきてきたる翠露すいろのかかるをや。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「さあ、鞄をここへ載せて……そしていよいよ赤見沢博士謹製きんせい摩訶まか不思議なる逸品いっぴんの拝観と行こうか」
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
フランボーも疑問の人物ゴーの重い鋤を借り出して持っていたからだ。ブラウンは問題の小型の金製きんせいの本をしっかと携えていた。山上の墓地に達する路は曲りくねってはいるが、遠くではない。