“風貌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうぼう91.9%
ふうばう4.7%
かおかたち2.3%
やうす1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉のしがらみは返辞をしない。でへやの中は静かであった。柵は三十を過ごしていた。とはいえ艶冶えんやたる風貌ふうぼうは二十四、五にしか見えなかった。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
總髮に無精髯ぶしやうひげ、眼が細くて蟲喰ひ眉で、鼻がシラノ・ド・ベルジユラツク風で、唇の厚い、首の短かい、まことに怪奇な風貌ふうばうです。
「覚えてないのか? どんな風貌かおかたちの男か? どんな服装なりをしていたか?」
五階の窓:03 合作の三 (新字新仮名) / 森下雨村(著)