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『バラルダ物語』
ふりがな文庫
『
バラルダ物語
(
バラルダものがたり
)
』
俺は見た 痛手を負へる一頭の野鹿が オリオーンの槍に追はれて 薄明の山頂を走れるを ——あゝされど 古人の嘆きのまゝに 影の猟人なり 影の野獣なり 日照りつゞきで小川の水嵩が——その夕暮時に、この二三日来の水車の空回りを憂へたあまり、蝋燭の …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1931(昭和6)年12月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約41分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
弾
(
バネ
)
河童
(
ニツケルマン
)
薄明
(
うすあけ
)
山頂
(
みね
)
聯
(
スタンザ
)
現
(
うつゝ
)
陽
(
ひかり
)
伯楽
(
ばくらふ
)
汝
(
なれ
)
水車
(
すゐしや
)
態
(
さま
)
戛
(
カツ
)
牛頭
(
アービス
)
神酒
(
ネクタア
)
永久
(
とは
)
水馬
(
あめんぼう
)
鈍
(
のろ
)
面当
(
めんあて
)
水車
(
みづぐるま
)
古人
(
いにしへびと
)
上手
(
かみて
)
上
(
かみ
)
明日
(
あした
)
眼
(
まなこ
)
長
(
た
)
灯火
(
ともしび
)
拳
(
こぶし
)
犬頭
(
アヌビス
)
狐頭
(
ガラドウ
)
怪
(
け
)
微風
(
そよかぜ
)
娘
(
こ
)
在所
(
ありか
)
仮面
(
めん
)