トップ
>
Charité
>
シヤリテエ
ふりがな文庫
“
Charité
(
シヤリテエ
)” の例文
丁度その頃留学生仲間が一人
窒扶斯
(
チフス
)
になつて入院して死んだ。講義のない時間に、
Charité
(
シヤリテエ
)
へ見舞に行くと、伝染病室の
硝子
(
ガラス
)
越
(
ご
)
しに、寐てゐるところを見せて貰ふのであつた。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)