麦酒樽ビヤだる)” の例文
維也納は困っていた時なので、血の気のうすいかみさんがたたずんでその車をしばらく目送している光景などもあった。馬は或る時は麦酒樽ビヤだるを満載して通っていた。
玉菜ぐるま (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)