鯉口こいくち)” の例文
四本の脇差の鯉口こいくちは、握り取られると同時にプツリプツリと素早く切って放たれた。
十万石の怪談 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
縁にかけている源十郎は、鯉口こいくちを切った大刀を側近く引きつけてつめたく笑った。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
肩をそびやかし、左手にさげた愛刀の鯉口こいくちを切って、足ばやに庭の隅へ——。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)