魚屋北渓ととやほくけい)” の例文
渓斎英泉は北斎を連想すべきその漫画と魚屋北渓ととやほくけいならひたる藍摺あいずりの支那画山水とまた広重に似たる名所絵並に花鳥によりて、西洋人の著書中には十九世紀中葉の浮世絵師中錚々そうそうたるものとなされたり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)