魔障ましやう)” の例文
数十年の間山中に暮らせる者が、石と鹿とを見誤るべくもあらず、全く魔障ましやうの仕業なりけりと、この時ばかりは猟を止めばやと思ひたりきといふ。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
魔障ましやうの雲がはびこつて
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)