魔誤々々まごまご)” の例文
語尾にガタンとついているのが瑞典スエーデン語、おなじく何なにカツとあるのが、芬蘭土フィンランド語で、地図も看板もそのとおりだから、旅行者はすくなからず魔誤々々まごまごしてしまう。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
だから、いよいよベニイの部屋へ通されて、あの眼と口が、あなたの前に立った時、あなたは、まず、あなたの絹高帽シルク・ハットをどこへ安置したものかと、魔誤々々まごまごするかも知れないのです。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
家の根元に、何だか黒い物が魔誤々々まごまごしている。