飢饉歳ききんどし)” の例文
二十七八年戦争当時は実に文学者の飢饉歳ききんどしであった。まだ文芸倶楽部は出来ない時分で、原稿を持って行って買ってもらおうというに所はなく、新聞は戦争にわれて文学なぞを載せる余裕はない。