顛倒ひっくりけえ)” の例文
森「フム何を云うのだ、いま女が雪の中へ顛倒ひっくりけえっていたのを、旦那が可愛そうだと云って連れて来たのだ、出合いじゃアねえぜ」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
たれあって春見丈助が火をけたとは思いませんので、どうも食倒くらいたおれの奴を長家へ置くのが悪いのだ、大方おおかた又作はくらい酔ってらんぷを顛倒ひっくりけえしたのだろう、まア仕方がないと云うので