“頼信紙”の読み方と例文
読み方割合
らいしんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
看護婦が頼信紙らいしんしを手にして廊下を歩いていると、立派な紳士を案内してくる受付の同僚に会った。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
エイという気合で、彼は窓口に頼信紙らいしんしを差出した。その足で薬屋に寄り鎮痛剤を買い、駅前のレストランに歩み入る。ビールと料理を注文する。待っている間も、体を動かすとあちこちの筋肉が痛む。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)