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靺鞨
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まっかつ
ふりがな文庫
“
靺鞨
(
まっかつ
)” の例文
斉明天皇の御代に阿倍比羅夫が征伐した粛慎や、養老年間に
渡島津軽津
(
わたりじまのつがるつ
)
の
司諸君鞍男
(
つかさもろのきみくらお
)
が調査に行った
靺鞨
(
まっかつ
)
というものは、このオロッコ族であったと解しているものである。
「エタ」名義考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
可哀そうですよ、私のテーブルへ来て
靺鞨
(
まっかつ
)
の
玉
(
たま
)
と云うのを人に盗まれたから、それを探して、東洋の港から港をさまようていると云ったのですよ、へんな夢のようなことを
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
これは私の父の持っている
靺鞨
(
まっかつ
)
の
玉
(
たま
)
です、もし、危険なことがあれば、これを
揮
(
ふ
)
ってくだされば宜いのです、これさえあれば、何事でも思うとおりになります、これを持っとれば、もう父も姉も
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“靺鞨”の解説
靺鞨(まっかつ、拼音:Mòhé)は、中国の隋唐時代に中国東北部・沿海州に存在したツングース系農耕漁労民族。南北朝時代における「勿吉(もっきつ)」の表記が変化したものであり、粛慎・挹婁の末裔である。16部あったが、後に高句麗遺民と共に渤海国を建国した南の粟末部と、後に女真族となって金朝・清朝を建国した北の黒水部の2つが主要な部族であった。
(出典:Wikipedia)
靺
漢検1級
部首:⾰
14画
鞨
漢検1級
部首:⾰
18画
“靺鞨”で始まる語句
靺鞨国