静止じっ)” の例文
旧字:靜止
運動場であるベース・ボールの練習も、空を飛ぶ球の動きも、廊下から見物するものをじきに飽きさせた。皆な静止じっとしていられなかった。何か動くことを思った。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)