雲体風身うんたいふうしん)” の例文
郷を出てから、西川せいせん嘉陵かりょうへさまよい、峨眉がび山中に入って、道を学ぶこと三十年。いささか雲体風身うんたいふうしんの術を悟り、身を変じ、剣を飛ばし、人の首を獲ることなど今はいと易きまでになり得ました。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)