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離縁
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じえん
ふりがな文庫
“
離縁
(
じえん
)” の例文
そらアもう浪にはわたしも別にこいという不足はなし、
卿
(
おまえ
)
も気に入っとっこっじゃから、何もこちの好きで
離縁
(
じえん
)
のし
申
(
も
)
すじゃごあはんがの、何を言うても病気が病気——
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
それに不義理の不人情の言いなはるが、こんな
例
(
こと
)
は世間に幾らもあります。家風に合わンと
離縁
(
じえん
)
する、子供がなかと
離縁
(
じえん
)
する、悪い病気があっと
離縁
(
じえん
)
する。これが世間の法、なあ武どん。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
「そいならわたしがいう事をなぜきかぬ? エ? なぜ浪を
離縁
(
じえん
)
せンッか」
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“離縁”の意味
《名詞》
離縁(りえん)
夫婦などの縁を切ること。離婚。
(context、law)養子縁組を解消すること。
(出典:Wiktionary)
“離縁”の解説
離縁(りえん)は、養親子の関係を解消すること。法律用語では養子縁組の解消とされている。
(出典:Wikipedia)
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“離縁”で始まる語句
離縁状
離縁沙汰