雑然ごろ/\)” の例文
旧字:雜然
暗らさが瞳に沈むと、雑然ごろ/\と風呂敷包みが墓場の石塊のように転がって、寝巻や帯が、海草のように壁に乱れている。
放浪記(初出) (新字新仮名) / 林芙美子(著)