雑炊鍋ぞうすいなべ)” の例文
案外な親切者で、張順の濡れた着物を火にあぶッてくれたり、寒いだろうといって、雑炊鍋ぞうすいなべの物を馳走してくれ、また自分の小夜着こよぎと木枕を出して
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)