“隠田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんでん50.0%
かくしだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もつともその前の芝、今里の家と、青山南町の家とには無かつたが、その前にゐた青山隠田おんでんの家には矢張り蔦があつた。
蔦の門 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
隠田かくしだのとりいれをごまかしているという弱味もないのだから、いて御無礼をしない限り、おそれるわけはないのですが、それでも、道中、お役人だの、お代官だのという連中に出くわすよりも
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)