“陳倉道”の読み方と例文
読み方割合
ちんそうどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、彼はただ安愉あんゆを求めているのではない。さきに孔明は街亭へ出て失敗しているから、次にはかならず陳倉道ちんそうどうへ出てくるであろうと予想した。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
約半歳余の慎重な再備と軍紀に結集された蜀の士馬三十万を直ちに起して、陳倉道ちんそうどうへ向って進発した。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「汝らおのおの千騎をひっさげ、陳倉道ちんそうどうけんに拠って、魏の難所を支えよ」と、命じた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)