“阪者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかもん75.0%
さかもの25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わてら、阪者さかもんのちゃきちゃきじゃがな、江戸の大御所たら、しゃらくそうて、どもならん」
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
首ハネるまでのこっちゃさかい——阪者さかもんの手並、どんなもんや、思い知ったかやい、ちゃア
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これを聞いて道庵が、さては、こいつ、阪者さかものの出来損ないであったか、なるほどみみっちい! と感心していると、前面からのしかかった紺看板が
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)