“閔貢”の読み方と例文
読み方割合
びんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて河を越えて驟雨のように馳け去って行ったのは、河南の中部掾史ちゅうぶえんし閔貢びんこうの兵馬であったが、なにも気づかず、またたくまに闇に消え去ってしまった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
河へ投身して死んだ張譲を見捨てて、段珪だんけいはひとり野道を逃げ惑うてきたが、途中、閔貢びんこうの隊に見つかって、天子の行方を訊かれたが、知らないと答えると
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
声に振向くと、それは馬上の閔貢びんこうであった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)