間宮林蔵まみやりんぞう)” の例文
これより先寛政十年に近藤重蔵こんどうじゅうぞうは北蝦夷の探険を畢り、享和元年に間宮林蔵まみやりんぞう唐太からふとより満洲の地を跋渉ばっしょうして紀行を著した。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
鳳谷地図はむろん最上徳内もがみとくない間宮林蔵まみやりんぞうそのたを参照して成ったものだが、樺太の南半は「北蝦夷地」と書いて日本領に彩り、北半は「サカレン」と書いて白地のままである。