閃々燦々せんせんさんさん)” の例文
見渡す限りの満山の錦、嵐が一度ひとたびさっと渡るや、それが一度に起き上がり億万の小判でも振るうかのように閃々燦々せんせんさんさんと揺れ立つ様はなんとも云われない風情ふぜいである。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)