“鎮海湾”の読み方と例文
読み方割合
ちんかいわん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
××の鎮海湾（ちんかいわん）へ碇泊（ていはく）した後（のち）、煙突（えんとつ）の掃除（そうじ）にはいった機関兵は偶然この下士を発見した。彼は煙突の中に垂れた一すじの鎖（くさり）に縊死（いし）していた。
三つの窓 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)
一等戦闘艦××はある海戦を終った後（のち）、五隻の軍艦を従えながら、静かに鎮海湾（ちんかいわん）へ向って行った。海はいつか夜（よる）になっていた。
三つの窓 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)