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錂
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しのぎ
ふりがな文庫
“
錂
(
しのぎ
)” の例文
が、この時の数馬の竹刀は心もち先が
上
(
あが
)
って居りました。多門はその竹刀の下を
胴
(
どう
)
へ打ちこもうと致しました。それからかれこれ十
合
(
ごう
)
ばかりは互に
錂
(
しのぎ
)
を
削
(
けず
)
りました。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
錂
部首:⾦
16画