鋭鎌とぎかま)” の例文
興奮でボーツと眼先がかすんで、林檎の梢に鋭鎌とぎかまのような三日月がかかつているのさえ、ろくに眼に入らなかつた。
押しかけ女房 (新字新仮名) / 伊藤永之介(著)