鉦打聖かねうちひじり)” の例文
かねを打って諸国を修行して廻る鉦打聖かねうちひじりなるものが、時宗の末派として、一種の特殊民とみなされるに至ったのも、けだしこれがためである。彼らまた実にもと浮浪の法師であった。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)