“鈴蘭灯”の読み方と例文
旧字:鈴蘭燈
読み方割合
すずらんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冷え冷えとした内庭に面した病室の窓から向側のむねをのぞむと、夕ぐれ近い乳白色の空気がかたい建物のまわりにおりて来て、内庭の柱の鈴蘭灯すずらんとうに、ほっと吐息のような灯がついていた。
美しき死の岸に (新字新仮名) / 原民喜(著)