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野婦之池
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のぶのいけ
ふりがな文庫
“
野婦之池
(
のぶのいけ
)” の例文
野婦之池
(
のぶのいけ
)
の方角というだけを目あてに急いでみたが、陽が暮れると、冴え切った星空に反して、地上の暗さは、一尺先の足元も
覚
(
おぼ
)
つかない。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「見ていたわけではございませぬが、往来の噂では、この店の首塚のある所から横道へ曲って、
野婦之池
(
のぶのいけ
)
の方へ、どんどん駈けて行ったと申しますが」
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれど昨夜、
野婦之池
(
のぶのいけ
)
から池尻へ出て、ここへ戻って来たのがもう
夜半
(
よなか
)
過ぎであった。あの息子も疲れているだろうし、老母もまだ眠っているに違いない。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
池
常用漢字
小2
部首:⽔
6画
“野婦”で始まる語句
野婦村
野婦池