“鄆城県人宋江作”の読み方と例文
読み方割合
うんじょうけんのひとそうこうつくる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は手を鳴らして、女中、帳場を呼びつけ、これを壁書きした客の年齢人相などを問いただし、そして「鄆城県人宋江作うんじょうけんのひとそうこうつくる」の署名もうつしとって、晩を待った。いや船に寝て、翌朝を待った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)