“遺留分（いりゅうぶん）” の例文

遺言書は早くからできていたが、唯一の遺産たる土地と家屋は、抜け目なく遺留分（いりゅうぶん）になっていて、父から後継につたえるほか、譲るも売るもならないように、しっかりと遺産法で縛られている。

我が家の楽園 (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)

“遺留分”の意味

《名詞》
遺留分（いりゅうぶん）

相続で配偶者・子供のために法律上必ず留保されなければならない遺産の割合。
(出典:Wiktionary)

“遺留分”の解説

遺留分（いりゅうぶん、de: Pflichtteil、en: legitime、es: legítima、fr: réserve、it: successione legittima、ko: 유류분（遺留分）、la: legitima portio、nl: legitieme portie、pl: zachowek、特留分）とは、強制相続分 forced share 又は法定相続権 legal right share ともいい、被相続人の近親者が有する遺産に対する取得権であって、当該近親者に遺留（確保）されており、遺言、遺贈又は死因贈与によって奪うことができないものをいう。
(出典:Wikipedia)

遺	常用漢字 小６ 部首:⾡ 15画
留	常用漢字 小５ 部首:⽥ 10画
分	常用漢字 小２ 部首:⼑ 4画