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逃水
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にげみず
ふりがな文庫
“
逃水
(
にげみず
)” の例文
武蔵野の
逃水
(
にげみず
)
のようにちらちらと、水がただよい動いているようだ。一帯を鈍い光が射している。太陽は薄い雲の中で、ことのほか巨大に見える。光が散乱するのだ。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
秩父
(
ちちぶ
)
から系統を引いているわけではなく、
筑波根
(
つくばね
)
の根を引いているわけでもなく、いわば武蔵野の
逃水
(
にげみず
)
同様に、なんの意味もなくむくれ上って、なんの表現もなく寝ているところに
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
逃水
(
にげみず
)
の果てへ
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
逃
常用漢字
中学
部首:⾡
9画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“逃水”で始まる語句
逃水組