赤坊やや)” の例文
赤坊ややの時から、煙の中で乳すうて居ますだもの。眼が馬鹿になって居ますのだ。寒い朝ですない。風邪かぜ引きなさいますよ。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
赤坊ややのうちは乞食の子さえめんげえもんだっちゅがわしでも赤坊ややの時があったと思やあ不思議な気になりやすない御隠居様。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)