“賻物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はふりもの50.0%
オクリモノ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河内王は持統三年に太宰帥だざいのそちとなった方で、持統天皇八年四月五日賻物はふりものを賜った記事が見えるから、その頃卒せられたものと推定せられる(土屋氏)。手持女王の伝は不明である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
一山を輝すやうな賻物オクリモノ祿ロクが、數多い房々に配られた。宮廷からのおぼしめしもあり、大臣の奇特な志を示すものもあつた。
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)