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賓客
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マレビト
ふりがな文庫
“
賓客
(
マレビト
)” の例文
其家よりも高い階級と見られる人が
賓客
(
マレビト
)
として迎へられ、舞人の舞を見、謡を聞く事は勿論、舞人なる処女を一夜の妻に所望して、その家に泊つた事は、允恭紀に見える事実である。
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
歌垣のかけあひに練り上げた頓才から、室の内外の模様に出任せに語をつけて、家あるじの祝福、
賓客
(
マレビト
)
の讃美などの、類型式ながら、其場の興を呼ぶ事の出来る文句が謡はれる風が出来て来た。
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ともかくも、
遠旅
(
トホタビ
)
を来た
賓客
(
マレビト
)
に対して、「その駒」に
蒭飼
(
クサカ
)
ふ事は、歓待の一表出である。「其駒」自体の様に、何処に目的のあるやら、だから、腑の抜けた様な歌が、生彩を放つて来る訣である。
唱導文学:――序説として――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“賓客”の意味
《名詞》
大事な客人。
(出典:Wiktionary)
賓
常用漢字
中学
部首:⾙
15画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“賓客”で始まる語句
賓客等