貴々重々ききちようちよう)” の例文
かかるひまにも常はただ一毛に値する一秒の壱銭乃至ないし拾銭にも暴騰せる貴々重々ききちようちようの時は、速射砲を連発つるべうちにするが如く飛過とびすぐるにぞ、彼等の恐慌は更に意言こころことばも及ばざるなる。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)