今に此処に其の陣鐘が沈没致して水中に存してるそうで、黄門光圀卿こうもんみつくにきょうが毛綱でこれを引揚げようとしたが揚らなかったという、鐘ヶ淵と唱える処だ、あるい豊島刑部左衞門秀鏡とよしまぎょうぶさえもんひであきらの陣鐘にして