譫妄たわごと)” の例文
幻から幻に移り変って行くのだったが、やがて終いには、その深々とした神秘、伝奇めいた香気に酔いしどれてしまって、譫妄たわごとにも、殺人事件の犯人などどうでもよいと思われたほど
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)