警固頭けいごがしら)” の例文
「もうよい。すんでしまったものはぜひもない。しかしだな、きさまも御所を見張っている警固頭けいごがしらなら知っていよう。いかに油断のならぬおかたであるかは」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ従前からの係の役人や警固頭けいごがしらへこう訓示しておいただけだった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)