謹慎つつしみ)” の例文
謹慎つつしみの身である泰親が、白昼まひるの京の町を押し歩くということは憚りがあるので、彼は頼長から差し廻された牛車に乗って、四方のすだれを垂れて忍びやかに屋敷を出た。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)