談合はから)” の例文
母と祖父との恨を負ひて誰れにか談合はからん心一つを杖に、出し都會みやこに人鬼はなくとも何處の里にも用ひらるゝは才子、よしや輕薄の誹りはありとも、口振怜悧に取廻しの小器用なるを人喜ぶぞかし
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)