詮索心せんさくしん)” の例文
娘がいつもと違った人間のようにしみじみして来たことにも、たって詮索心せんさくしんが起らず、ただ、あまりに違った興味ある世界に唐突に移された生物の、あらゆる感覚のふたを開いて
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)