“討論会”の読み方と例文
読み方割合
とうろんかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このあいだにもゴルドンは例の日課の勉強だけは一度も休まなかった、一週に二度の討論会とうろんかいもつづけた。討論会ではいつもドノバンが能弁のうべんをふるって一同をけむにまいた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「ところが、わたくしにはどうでもいいわけに行かないのです」と、彼は自分もいよいよ討論会とうろんかいの仲間入りをでもしているかのごとく少しひざをにじりだして、天神さまの意見に反対するのであった。
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
毎週二度、木曜と日曜には討論会とうろんかいを開いて、歴史や科学および修身の題目をとらえて議論をたたかわすこと、風なき日には湖畔こはんを散歩し、あるいはランニングの競争をやること、などもきめた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)