覇陵橋上はりょうきょうじょう曹丞相そうじょうしょうと、いとまをつげて、白日ここを通るものである。なんで汝らのとがとなろう。あとにて、関羽今日、東嶺関とうれいかんをこえたり、と都へ沙汰をいたせばよい」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)