“西脇一夫”の読み方と例文
読み方割合
にしわきかずお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのお隣りに陣取っている人は、西脇一夫にしわきかずお殿。郵便局長だか何だかしていた人だそうだ。三十五歳。僕はこの人が一ばん好きだ。おとなしそうな小柄こがらの細君が時々、見舞いに来る。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)