西田甫にしたんぼ)” の例文
西田甫にしたんぼの細道をとおると、どこやらで、ちち、ちち、と可愛かあいい声がしますから、ふりかえって見ますと、すぐ道端の積藁つみわらのかげに、こんな小さなひばりの子がひとつ
ひばりの子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)